かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

人生に意味はない

人生は幸せになることが目的ではない。宮崎駿さんが言っていた。

 

やっぱりこういう言葉にすごく惹かれる。

 

自分の中でしっくりこないことが結構多かったりする。

自分の中の方向性を見つけたかったんだけど実はそれが間違いだったことに気づいた。世の中には組織というものがある。いわゆるピラミッド。だけど何年か前に気づいてしまった。なんだこれ、、、。そして生きづらさ。わたしは三角の中に入れなかった。一般的に社会不適合者というヤツだと思う。

 

何処に行ってもみんなと違うコトが多い。慣れたけど、周りに説明するのも面倒。そんな中、方向性を決められるのも嫌なのかもしれないことに気がついた。結論から言うと、嫌でなければ、流れのままに動いてみる。自分がないように見えるが、無くはない。自分がこうしたい!という主張はないけれど、これは違うという感覚的なモノはある。目的を持たないことで道ができてくる。今までとは違う方向性。今までだったら考えられないけれど、これこそわたしの進む道ではないかと思えるようになってきた。自分のやりたいことをやる!という事に抵抗を感じる。適材適所という言葉があるが、これは忘れてはならないと思う。できるとスキはまさに別物。何となくだけど自分の事を宝の持ち腐れだと感じる時がある。誰かわたしを上手く利用してください。と。できるけど活かし方がわからなかったり、、前に出るのが苦手だったり。だったら流されて、結果そうなっちゃったみたいな。考えが甘いかもしれないが、欲もない。そして「自分」というものさえ捨てなければいけない気がする。

 

占星術とか、少し深く見ていった時に自分の持っている力は人の為には使えるが、自分の為には一切使えないというのがあった。妙に納得。いかに自分というものを殺して生きていくのかがわたしの人生なのかもしれない。そうすることによって見えてくるもの、自分、人間とは何か今までとは全く違う視点で物事が見えてくる。今までの自分への問いかけが覆される時、というか覆されつつある。再構築から脱構築という感じ。これがパラダイムシフトってヤツかもしれない。

 

最近わたしはかなり変わっているという事を再認識した。いろんなことがある中で自分は自分の事を掘り下げすぎているのではないか?と思いネットで検索を始めた。自分と向き合うとかそんなありきたりのモノばかりの中、深く掘った先には宇宙との一体化というものが出てきた。俗にいうワンネスってヤツだと思われる。だけどそこに行くまでには顕在意識から潜在意識をひとつづつ見ていかなければならない。簡単に言うと承認欲求、固定概念、存在価値、ワンネスという感じ。わたしこれ、全部やってきたわ。ただ、ワンネスはまだわからない。掘り下げると人によっては本当に病んでしまう人もいるらしい。病みながら、苦しみながらやり続けたわたし。答えがあると思ってやったけれど、1周廻って禅問答みたいな感じだった。人生はひとりひとり違うように、それを生きる人間も違う訳であって、正解なんてない。だから自分の答えを自分の中に見つけるしかない。辿り着いた答えは人生に意味はない。これからはワンネスという課題と向き合う。自分はもういい。

みんな、何かがあるとそこから抜け出そうとしたり本来あった状態に戻そうとする。そうではなくて違うコトを模索するという事も選択肢の一つであり、それこそが自己変容の道なのかもしれない。

 

今までの人生を振り返ってみて一般的にツラいコトが多かった。自己肯定感も低かった。だけどいろんな経験を通して全体的に解ったことはこれはすべてプロセスであり、これがこれからの人生で絶対に役立つし、自分の強みになる。むしろ自己肯定感が高くなる気がする。ここまで来たらもう怖いモノもない。失うものもない。人はいつか死ぬ。みんなが持っていないもの。目には見えないけれど一般的にはマイナスと呼ばれるモノこそ人生の宝物かもしれない。誰にも捕られることもなく減ることもない。やっとこれで良かったんだって思えてきました。

 

人生の意味。見つけようと必死だったけど、意味はない。歩いてきた後に意味ができるものかもしれない。めちゃくちゃ深いと思う。