かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

優しさが怖い

新年早々、自分への癒し的な事がもたらされた。

いつもは行かないスーパーへ行った帰り道、いつになく自分のココロが乱されることにきづく。

 

二十歳の頃、付き合っていた彼に似た人が突然わたしの視界に入ってきた。

なんだか切なくなってくる。

あなたは自分が幸せになることが怖い。

カウンセラーに言われたコト。

いろんなことを学んできた今、自分がとってきた行動がどういうことなのかがよくわかる。

自分から幸せになることを拒否してきた。

機能不全な家庭環境で育ってきた人にとって、否定が前提なので自分の存在すら肯定できなくなる。それさえも無意識に自分の中に当たり前のように存在する。

あの頃のわたしは彼の優しさを受け入れることができず、拒絶していた。このままではわたしがダメになると勝手に思い込んだ。だけどそれはわたしの単なる思い込みで、、、。嫌われるようなことをたくさんしてきた。それでも彼はわたしを受け入れてくれた。だけど本当に怖かった。

別れることを伝えたわたしに言ってやりたい。彼が優しいのはお前のコトを受容してくれてるんだぞ~。そしてお前には幸せになる権利がある。お前より彼の方がお前を大切にしてくれてることに気づけ!

まさに自分を愛せない女だった。まぁ、自分の心のメカニズムがわかっただけでも良しとしよう。もう一度彼と話したい気持ちもあるが、押しかける勇気もない。運命ならまた再会できると信じ、自分自身の癒しを続るとしよう。あれからかなりの年月が過ぎたが彼のココロは大丈夫だろうか?あの時の自分、今の自分、両方とも向き合っていかないとな。

自分の人生を自分自身で生きていけるよう素敵な人間になるべく精進して参ります。

 

彼の人生が平和であるよう心から祈っています。そして出会えたこと、深い愛を教えてくれたことに敬意を表します。