かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

自分を癒すという事

ずっとずっと不調だった。

いろいろな感情が出てきたり、訳のわからない状態になったり、知らない人格が出てきたり。だけど何とかここまで来れた。これでもかって伴走してくれる人がいる。今までもいたけれど、それよりもパワフルで、暖かい。二人とも同じだけど全く違う側面を持つ。師がふたりいるという心強さ。これはもうかけがえのないものである。

 

自分の中にある未消化なモノがたくさん見えた。嫉妬、怒り、悲しみ、、、。吐き気がひどくて眠れない日もあった。自分の身体が嫌で、、、ココから抜け出したい。爬虫類の脱皮みたいに苦しかった。それは同時に助けを求める声であったのかもしれない。毎日いろいろな事がありすぎて、気づきがたくさんありすぎて忘れてしまった。だけど人生の中でいちばん自分と向き合った日々だと思う。

どうしていいのかわからないという心の叫び。それだけはキャッチできていた。

生きていく中で、自分の中で起きてしまったコト。それは単なる出来事であって理由なんてないのかもしれない。自殺願望、過食嘔吐、自分への脅迫、いろいろな形で自分を責め続けてきた。自分の存在理由がわからなかった。師匠が言っていた。施術は自己肯定だと。理由がわかるような気がした。

頑張りすぎたり、甘えられなかったり、わかってもらえなかったり、感覚過敏で人より情報量が多かったり、、、。いろんなことがあるけれど、そんな自分は自分でしかなかったり。だからそんな自分を受け入れていくしか方法はない。自分の内側で起こっている事は内側で解決するしかない。外側で解決しようとするからおかしなことになる訳であって。吸収させるしかない。

心理学でシャドウと向き合うってこと。自分の中の無意識な闇に光をあてるということ。決して平坦な事ではない。自分の嫌なところを見ていかないといけないし、綺麗ごとでは済まない。苦悩しないと人は成長できない。

最近抜苦与楽という言葉に出逢った。まさにこのコトだと思う。他人にも言えるけど、やはり先ずは自分だと思う。自分にしかできないコト。何でもそうだけど全ては自分次第。特に自分の癒しは自分自身でしか癒せないという事を身をもって経験している。

だけど一人では大変なので伴走してくれる人がいれば心強い。これも今回身をもって経験中だ。そういう点では私は運がいいのかもしれない。だから私も見習わなけらばいけないな。セラピストとしての在り方。全てを受容してくれることの大切さ。これが癒しのキーポイントでもある。存在肯定そのもの。

 

本当にいろいろあった1ヶ月だったけれど、これからもいろいろあると思う。バラバラになった自分を再構築する。手間はかかるけれど、納得のいく自分にする。たくさん迷惑をかけるけれどその分だけ素敵なセラピストになれると思う。自分がやってきたことは胸を張って他人にも大丈夫って言える。これも素敵な経験。

いつも暖かく見守ってくれてありがとうございます。