かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

カウンセリング

娘の学校へスクールカウンセラーに会いに行ってきた。

フラッシュバックの最中、いっぱいいっぱいで娘と久しぶりにやりあった。

余力なしに加え、偏頭痛もあってキャンセルしたい気分だった。

 

やる気なしで行ったのだが、これが割とまともな方で、普通に話ができた。

今まで会ってきた方は本当にカウンセラーですか?と尋ねたくなるような人だった。

本年度の方は、イイ意味で私を裏切ってくれた。この人なら光が見えてくるかもしれない…。

娘のいろいろな事件を話していくと、立ち向かっていく強さを感じます。と言われた。思いもしなかった一言。よーく考えてみるとなるほど…。と嫌なことがあって引きこもるのではなく、外に向かっていく。人と繋がりたいという気持ちが強いと思う。わたしには無い発想だった。確かにフツウは何か嫌な体験をすると人と関わることを避けるけれど、どんな手段でも自分の存在を他者に見せつけていると。久しぶりに人の言葉で考えさせられた。重みのあるひとこと。

確か 花丘ちぐささんだったと思うが、普通の人は100点を目指しているが、トラウマを抱えている人は▲100点から0点を目指している。プラスになれば人よりも努力をしている。という。それと同時に目指しているものが根本的に違うので、見ているものが違いすぎる。カウンセラーの方は、この言葉をメモしていた。ついでにポリヴェーガル理論も是非読んで下さい。と勧めてしまった。もちろんメモしてくれた(笑)

 

”弱くいれる強さ”という言葉をセラピストの講習の時に聞いた。真の強さってただ押し進むことではなく、マイナスからしか産まれないのかもしれない。痛みとか、苦しみも一般的にはマイナス、良くないものとして見られがちだけど、実はそうではなさそう。考えたり、実体験がないと意味不明だろうな。人間もそうだけど、文明や宇宙だって同じことなんだろう。

ここまで来るのに4年かかった。考え続けるクセがある。良くそんなこと考えてどうするの?とか言われてたけれど、まさかこんな形で役に立つとは思わなかった。哲学は流行りとか軽いノリで出来ることではないと言われたことがある。源、物事の真理は測り知れない。まだまだ深く考える余地はあると思う。

まさかカウンセラーの方の一言がきっかけでなぞなぞが解けるとは思ってもいなかった。トラウマの勉強もそうだけど、言葉を追っていく作業もまだまだ続きそう。人生の宿題はまだまだ終わらない。新しい発見ができた時のこの爽快感。誰にも解ってもらえないけれど、自分の楽しみでもあり、重みのある言葉になるんじゃないかな~って勝手に思っています。