かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

自分を征する

最近感情がわからなくなる。娘にイライラして怒鳴る。悠々自適にやっているからムカつく。ゴミを片づけない。食べっぱなし。やりっぱなし。

私自身の気づかない感情としては私が自由にできなかったことを許容しているのだけれどもわたしが我慢しているので腹が立つ。わたしも自由にやりたかった、、、。閉じ込められた感情を言うのだろうか?本来やりたかったことができなかった。未完了の感情。完了させたいが、さすがに大人なのでやりたい放題やったらただの理性のない人である。ではどうするか?自分自身をコントロールして昇華させるのが自己成長としてはベストな方法ではないだろうか?できなかったのはあの時の私であり、今やりたい放題自由にどうぞと言われても、、、。やりたかったのは今ではなく、あの時である。自分の中で癒せていない感情が湧いてきたら、行き過ぎるのを待つ。あの時は苦しかったけど、今の私は大丈夫。頭の中で理想と現実を明確にするのは有効的なコトだと思う。

 

養老先生のYouTubeでモーゼの10戒の話をしていた。全てが○○してはいけない。ということが示されている。人間はやる事は出来るけれども、やらないということの方が難しいということだとか。

依存症が良い例だろう。わたしも食後のちょっとした甘いものがやめられない。だからいつも闘っている。食べたい!いや我慢しろ!先日何か食べたいと思ってスーパーへ行くのだが食べたいものは見当たらず、、、。ココアが飲みたいと思ったのだが、ならば牛乳を買って家で自分で、、、。となってしまう。染みついた貧乏根性もあるが欲しいのは脳であって、身体ではない。帰宅して自分で入れたココアを飲んでまぁ、これでもいいか。と思う。買ったココアは多分甘い。そうするときっとこれじゃにゃい~!!!ってなる。感情にはいくつもの複雑な構造がある気がする。特にわたしは、、、。

でも先程脳が納得しないのですぐ飲めるココアを買ってきた。学習しないと納得しないわたしの脳。まだ飲んではいないが、甘くて懲りるか、飲んで満足するかはわからない。

たまにジャンクフードを欲することがある。スマホでメニューを検索し何が食べたいか調べるが、食べたいものがなかったりする。ここ半年くらいでハンバーグというものが苦手になった。以前は大好きだったが牛肉を食べると便秘になる。脳は食べたいが、身体はNO!と言う。本当に面倒だ。試しにフィレオフィッシュを試みたが、好きではなかった。鶏肉系も試みたが、美味しくない、、、。ココロと脳が一致しないってストレスになる。だけど感情を追っていった結果こうなってしまったので仕方ない。自分を納得させるしかない。

結局脳と身体の矛盾をいかに一致できるか?今ここで何が起きているか?それは矛盾でしかない。欲望のままに生きたならば脳が勝つと思う。なぜなら脳内麻薬の報酬にやられるから。快感という麻薬がもっと欲しい!となり、どんどんエスカレートしていくに決まっている。もっと強い刺激が欲しい!!!って。人間って何て愚かな生き物なんだろう。発達したが故に感情と言うものを持ち、文明の進化と共に複雑化されてしまった。そして欲というものに支配されつつある。そして自分さえもコントロールできなくなっていく。そんな時代だからこそ理性というものを認識し、感情というものと上手く付き合っていかなければいけない。感情というものを与えられた以上、自然界の中でどのようにして生きていかなければいけないのか?ひとりひとりが自分自身に問い理性を働かせて生きていく事が人類が生き残るために必要な事ではないかと思う。