かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

4人目のわたし

人生の中で不思議なコトが起きる時がある。

モノゴコロついた頃から私の中にはに私と、正論派の私、ちょっと悪ノリする私、の3人で物事を決めていた。一般的にはこれを脳内会議というそうです。

人生の分岐点で、精神状態ギリギリだった私。(人の顔を見て会話なんてできませんでした。)そこへ冷静な方が突如現れた。3人とも( ゚Д゚)ビックリするしかない。お前はだれじゃ~。しかもずっといるではないか。しかも俯瞰的に最低限の意見しか言わない。どうしていいのかわからず友人に聞いてみたら、「あんまりそうういう事人に言わない方がいいよ」とまで言われた。ただ、3人いる方は案外多かった。

 

始めのうちは戸惑い、ビビっていたけれど、だんだんと一緒にいるうちに4人目に慣れていった。そしてこの4人目、案外イイ仕事をしてくれる。ハメをはずすことはまずない。4人で仲良く共存し始めた頃、セラピストの師匠にこの件について話を持ち掛けてみた。するとふつ~に 「あ~乖離ですね~。僕も4人います~。」とあっさり言われた。マジですか( ;∀;)そして同じ人がいた~という安堵感と、、焦り。。。乖離って…その日は脳内会議どころではなく、みんなで大盛り上がりだったので、私に『うるさーい!』と怒られた。絶好調の脳内会議ほど疲れるものはない。

 

最近は、考えることがクセになっているので4人を意識することはなくなった。いなくなったのか、常に考えているから組み込まれているのかは自分でも未だわからない。少し、サミシイ気はする。

 一般的には異常なことかもしれないが、人間が限界を超えた時なんかにこういう事が起きるらしい。起こらない方が良いのかもしれないが、起きてしまった事はどうにもならない。むしろ同じような経験をして困っている誰かの役に立てればと思う。

そして今後の課題は、乖離と多重人格の違いを調べていきたい。