かまじいのブログ

INFP-Tの綴る言葉の世界

ホモ・パティエンス

気持ちが不安定な時でも情報収集はやめられません。(もはや病気)

検索の末、たどり着いた場所

 

ホモ・サピエンス】はラテン語で 知恵のある人間

【ホモ・パティエンス】は 苦悩に耐える人

後者はヴィクトール・フランクルという精神学者が、苦悩こそが人間の本質だ ということで作ったコトバだそうです。

人間の脳は高度に発達したが故に賢く生きるために知恵を獲得。しかし優れたが故に苦悩が生まれたという。そして充たされなくても、充たされても人間という存在は苦悩するそうです。Σ(゚Д゚) 驚愕の事実。。。

 

なぜ私たちは生きているのか?

何の為に産まれてきたのか?

私たちの存在意義とは何か?

 

秘教で人間の構造というものを学ぶ。肉体(物質界)があって➡エーテル体(生命エネルギー)オーラと呼ばれているもの➡アストラル体(感情)➡メンタル体(知性)➡コーザル体(霊的)という感じで肉体を中心に外側に広がっていく。(ネットで調べていただくと図解で出てきます。)

例えば怒っている自分を俯瞰して見てみる。怒っている➡感情 演じているのは➡肉体となる。更にもう一歩進むと何故怒っているのか?➡メンタル体

怒りというものを分解作業するとなぜ怒っているのか?何に対して怒っているのかがわかるようになってきます。(根本的な原因は何かを順を追って追っていく)

 

諸富祥彦さんという心理学者がいます。この方は私を更なる苦悩に追い込んだ方です。希望の光が見えた時に、またスタート地点に戻された。はい、もう一回行ってみようか…。と軽い気持ちで言われた感じ。そりゃあ、意味がわかるまで頭の中は真っ白だし、何が起こっているのか理解不能だった。会ったこともないが勝手に怒りすら覚えました。

 

ゴールは一つだけど相反す考え方もある。両方共間違いではないけれど、行き方や方法が違うよ~。禅の世界だと、臨済宗曹洞宗の教えの違いみたいなもの。そう、片方だけの解釈では本当の理解ではないのだ…。

 

もうこうなったら考えるしか選択肢はない。今は納得できたけれど当時は本当につらかった。無気力とはこのことを言う。それでも人は生きていかなければならない。

 

苦悩は人を強くする。逃げても、進んでも、どちらも間違いではない。無理に進んでもロクなことはない。トラウマと一緒でゆっくりと安全であることが大切だと思う。辛い思いをしたことがある人が優しいのは経験しているからその人の状態がわかる。深い意味での理解があるからこそ本当の意味での寄り添いができるのだと思う。あなたを必要としている人は必ずいます。これも立派な生きる意味…